皆さま、こんにちは。YourLegalsジャパンデスクの西尾です。オランダ移住で比較的多く問い合わせのある子供同伴でのオランダ移住に関する情報を記載していくこととします。
子供を連れたオランダ移住
お子様を連れてオランダに移住する場合ももちろん、ビザの申請が必要になり日蘭通商航海条約を利用することで問題なくオランダ移住をすることが可能になっています。ただ、いくつかの点で注意が必要です。
個人事業主ビザ申請に関する情報は以下をご覧ください。
まず、出生証明書(Birth Certificate)により子供と家族の繋がりを証明することが必要です。これは個人事業主ビザ申請の流れと同様に英訳をし、外務省にてアポスティーユをもらうことになります。言うまでもなくお子様のパスポートもご用意ください。
16歳以上のお子様に関しては、独身証明書(Celibacy Certificate)も必要になります。これは、お子様が結婚している場合その子が単一の家族構成から独立した存在として扱われるためです。
(*16歳の子供の独身証明と聞き驚くお客様も多くいらっしゃいますが、世界では様々な文化や習慣があることから、16歳で既に結婚している可能性も十分に考えられます。)
よって、16歳以上のお子様は必ず独身であることが証明されなければなりません。
また、両親のうちどちらかが日本に残る場合があります。例えば母親と子供の二人だけでオランダ移住をするとします。子供の教育目的(教育移住)、また既に離婚している場合などが挙げられますが、これまでYourLegalsジャパンデスクでもこういったお客様が少なからずいらっしゃいました。
この場合、日本に残る親が子供の移住の許可をする必要があります。これはハーグ条約「国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約」 (Hague Convention on the Civil Aspects of International Child Abduction)に基づいています。つまり、片親が子供の拉致、略奪をし海外に移住することを避けるためです。
よって、オランダ移民局(IND)は日本に残る親が、ある特定の許可書の記入することや公証人による許可書の記述などの提出を求め、またオランダに移住する側の親にも監護権を必要としています。
18歳〜25歳の若者も、親の同伴でのオランダ移住が認められています。これは、オランダに移住する時点でその若者がその家族構成の一員であることが必要で、親と同居していること、また経済的にも親に依存していることなどが挙げられます。よって、その若者が独身である必要があります。
その他、オランダ移住に関して質問のある方は気軽に以下からお問い合わせください。YourLegalsジャパンデスクでは以下のサービスも行っています。
オランダ移住無料コンサル(30分)
YourLegalsジャパンデスクでは無料のオランダ移住コンサルを行っています。オランダ移住を検討の方はどうぞ気軽にご利用頂けたらと思います。弊社のオランダ在住日本人スタッフが、好みに合わせた内容で相談に乗ることが可能です。
YourLegalsジャパンデスクのサービス
YourLegalsジャパンデスクではオランダ移住希望者のビザ取得代行、家探しのサービスなどを幅広く行っています。現地在住の日本人スタッフ、オランダ人の移民弁護士、ビジネス弁護士による手厚いサポートがあるため安心してオランダ移住手続きをすませることを可能にしています。ご興味のある方は気軽にお問い合わせください。