オランダで日本人料理人として活躍する
オランダのアジア料理産業での仕事を希望されますか?これにはオランダの居住許可が必要となります。その居住許可の申請方法や条件について解説していきます。日本人がオランダに移住する際によく言われる「個人事業主ビザ」とは別に、アジア料理(日本料理)のシェフとしてビザを取得することが可能です。
このビザを取得するには「雇用するレストラン側」と「雇用されるシェフ側」の条件があることから、それを順番に記載していきます。
アジア人シェフを雇用する条件(その料理人を雇用するレストラン側)
・そのレストランがアジア料理に特化したレストランであること(中華、インド、インドネシア、日本、韓国、マレー、タイ、チベット、ベトナム料理)
・スナックバー、ケータリング、デリバリーサービスはレストラン産業のスペシャリストとはみなされません。ただし、そのお店がレベル4〜6の料理人が必要であることを示すことができれば、例外として認められる可能性もあります。なぜそのアジア料理人が必要であるかを示す必要があります。
・そのアジア料理人がレベル4〜6であることを証明するために、その人のディプロマを提示しなければなりません。
・そのアジア料理人の雇用期間に、オランダもしくはヨーロッパのキッチンスタッフをトレーニングする、もしくはオランダのROC料理トレーニングコースのインターンシップを提供する必要があります。
オランダでアジア人シェフとしてビザを取得する条件(被雇用者側)
・中華、インド、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、タイ、チベット、ベトナム料理のうち1つ以上を提供しているレストランでシェフとして働くこと
・4〜6のレベル(専門シェフ、副料理長、オールラウンド料理人)として働くこと
・より詳しい情報はこちらのサイトに記載があります。
寿司職人として雇用される場合
・寿司のメニューや和食の個別メニュー
・寿司の準備を中心とし、基礎知識やテクニックと同時に日本の料理の経験、文化的、繊細で細かな知識を有すること
・魚の鮮度の見分け、カッティングスキル
・お米を正しく扱えること、様々な巻き方、フォーマットテクニック、倉庫管理など
日本食レストランで雇用される場合
・日本の伝統的なレシピや計画に沿って、日本食の準備ができること
・調理の最中に顧客からの注文がとれる
・分量を分けたり飾り付けしたりと、材料やレシピに沿った説明を基に行えること
・調理準備や利用する食材の品質を見分けられること
・新たな飾り付けや店のシェフへの提案をし貢献できること
・実践的な提案や、必要に応じてレシピの説明書きを作れること
・日本食の基本となる焼き場(グリル)、テンマイ(天ぷら)、板場(鮮魚の調理)、前菜(スターター)、煮方(調理法)などをマスターしていること
レベル4のアジア料理シェフとは
1. シェフレベル3の知識やスキルをマスターしていること
2. 焼き、フライ、ローストなどのスターターやメインコースを準備することができること
3. 焼き、フライ、ローストするお肉をマリネできること
4. 準備の実行、品質の管理、味、色合い、流動性などを調整できること
5. 小さなレストランの場合は、緊急時など副料理人として対応ができること
6. アジアキッチンにおける食材に対する深い知識を有すること
7. プロフェッショナリズム、エチケット、慣習を含むアジア料理への基本的なスキルと主な流れを理解していること
8. 調理場、キッチン道具、機械などを清潔にすることができる
9. 柔軟さと良いコミュニケーションスキルを持っていること
10. 副料理人やオールラウンドシェフが病欠や休暇に出た際に、そのポジションを一時的に引き継ぐことができる
11. 中国語(HSK レベル3)、もしくは広東語、タイ語、その他のアジア言語に堪能であること
30分無料通話コンサル
YourLegalsジャパンデスクでは30分の無料コンサルをオンライン通話で行うことが可能です。日本人スタッフにより、このアジア人シェフのビザに関してや手続きの流れ、またオランダでの家探しなど、お客様の気になる点など相談にのることが可能になってます。必要な方は気軽にこちらからご連絡ください。
YourLegalsジャパンデスクのサービス
YourLegalsジャパンデスクではオランダ移住希望者のビザ取得代行、家探しのサービスなどを幅広く行っています。現地在住の日本人スタッフ、オランダ人の移民弁護士、ビジネス弁護士による手厚いサポートがあるため安心してオランダ移住手続きをすませることを可能にしています。ご興味のある方は気軽にお問い合わせください。