皆さま、こんにちは。YourLegalsジャパンデスクの西尾です。今回は新型コロナウィルスによる家賃の支払いサポートに関する記事になります。モデルレターも用意してますので必要に応じてご連絡ください。
家賃の支払い延期（免除、減免）をリクエストする
新型コロナウィルスの拡がりは経済にも大きな打撃を与え、特に起業家達への影響は否めません。例えばカフェやレストラン、美容室やマッサージサロンのオーナーなど、お店を閉めるよう規制され、実際、売上の減少はシビアになってきました。一方で店舗などの家賃支払いは毎月続き、貯蓄の減少から支払いが難しくなってくる人々も増えてきています。この状況は「支払い延期や免除、減免などの措置ができるのか否か」という疑問へと繋がります。
家賃の支払い困難
オランダ政府は2020年3月からの3ヶ月で、起業家向けに4,000ユーロの支援政策を行います。これは、家賃をはじめとするコストへのサポートである一方、アムステルダムなど大都市に店舗などを持つ人にとって、4,000ユーロは十分と言い難く、頭を抱える人も多いでしょう。それぞれの市から起業家向けの補助金申請を別途することもできますが、まだ永住権を持たない日本人の起業家に適応されるかは不明確な状況です。
こういった店舗などの家賃支払いの政府の対策は未だ不明確なことが多いのが現状です。原則的には純粋に、引き続き支払うことが求められています。しかしながら今後の状況によっては、裁判所に出向き、新型コロナウィルスの拡大や打撃が普通ではないことから、家賃の滞納は不可抗力で、テナントに罪はないと主張ができる可能性もあります（最終的には政府の意向に従わざるをえません）。
現時点での理想シナリオ
しかしながら現時点で上記のようなプロセスを踏むことは難しく、時間もかかります。現段階での最も良いシナリオは、家賃支払いの延期や減免などを含む政府の指針が正確に提示されるまでの間、あなたのビジネスの状況を大家に説明し、家賃支払いの免除や減免を求めるレターを送信することでしょう。それを基に、大家と共に状況の解決策を見つけることが、最も良いシナリオと言えるでしょう。
YourLegalsジャパンデスクのサポート
YourLegalsジャパンデスクでは大家に送るモデルレターを用意していますので、必要な方はお問いあわせください（モデルレター価格：90.75EUR- VAT込）。これを利用するとお客様や大家の住所、ビジネスの状況などを記入し、素早くレターを送ることが可能です。このような困難な時期に、あなたのビジネスを保護するために取ることができる法的措置について質問がある場合は、いつでもご連絡ください。
オランダ移住、ビジネスサポートに関しては、YourLegalsジャパンデスクにお問い合わせください。
免責事項：このブログは、2020年3月26日の時点で公開されている情報に基づいています。
