皆さん、こんにちは。YourLegalsジャパンデスクの西尾です。今日は、日本国籍とそれ以外の国籍のご夫婦のオランダ移住（個人事業主ビザとそれに伴う配偶者ビザ）に関するお話をこちらに記載していきます。
ここ最近「日本国籍保有者とそれ以外の国籍保有者」のご夫婦のオランダ移住に関する問い合わせが増えていることから、こちらにその概要を記載していくこととします。日本国籍以外の方のオランダ移住や必要な書類、手続きなどは、国によりけりですので、詳細は必ず弊社の移民弁護士と面談を行い具体的な手続き内容を明らかにしてから移住を試みてください。
①日本国籍保有者の個人事業主ビザ
まず、そのご夫婦の日本国籍の方は、これまでYourLegalsで解説してきた個人事業主ビザ取得のプロセスと変わりありません。手続きのステップは以下のブログ記事をご確認ください。
②日本国籍ではない方のオランダ移住
日本国籍保有者同士の夫婦の場合、お二人とも同時にオランダに来てビザ取得の色々な手続きを行うことが可能になりますが、日本国籍以外の方の場合、より詳細に言うと日本、アメリカ、スイス、ノルウェー、EU圏外などの国籍以外の方の場合は、このプロセスが異なってきます。
③Mvv（仮滞在許可）の取得
このMvvは、日本人がオランダ国内のオランダ移民局で取得する「仮滞在許可書」のような位置付けとも言える書類になります。日本国籍者は優遇されているためオランダ国内で仮滞在許可書がそのまま取得できますが、その他の国の人々はそういうわけではありません。
例えば、日本人（Jさん）とベトナム人（Vさん）の夫婦で、現在日本に在住というカップルを挙げて、Mvv取得から移住完了までの手続きを概観してみましょう。日本人Jさんが個人事業主ビザ、ベトナム人Vさんが配偶者ビザを申請します。
1. 日本国籍のJさんが個人事業主ビザを取得し、Vさんが配偶者ビザを取得してオランダに移住するのが良いでしょう。
2. 個人事業主ビザ、配偶者ビザの申請は、オランダ移民局のサイトから申請フォームを取得することが可能で、もちろん弊社のサポートをお取り頂いた方は弊社より申請フォームをお送りさせて頂き、記入の仕方など解説させて頂きます。これをオランダ渡航前に申請します。個人事業主ビザと配偶者ビザのIND（オランダ移民局）への申請は、同じタイミングで行って問題ありません。
3. 次に、Jさんがオランダに渡航し、個人事業主ビザの申請手続きを進めていきます。移民局で仮滞在許可書を取得し、家探しをして住所登録を行い、商工会議所でビジネス登録をするなど、ビザ取得の流れは以下にまとめています。
もちろんVさんも観光ビザでオランダに入国することはできますが、Vさんはこの時点でオランダでのビザ申請プロセスを進めることはできません。
4. Jさんがオランダに渡航して、約3ヶ月前後で、手続きを全て終えオランダ移民局からビザの許可がおりた通知が届きます。
5. Jさんの個人事業主ビザの許可がおりると、オランダ移民局からベトナム人Vさんの居住する国のオランダ大使館に通知が届きます。その通知がVさんに知らされ、Vさんはその国のオランダ大使館にて指紋認証や写真撮影を行います。
6. その後、MvvがVさんにその大使館を通して発行されます。
7. VさんはMvvを持ってオランダに渡航し、住所登録など諸々の手続きを行います。日本人のビザ申請と同様で戸籍謄本（リーガリゼーション、英語翻訳済み）も必要になるので、必ずご用意ください。
最後に
さて、上記がおおよその流れとなっていますが、国や状況によっても異なってくることから移民弁護士との面談を強くお勧めしています。価格は30分で95EUR（別途VAT）となります。ご希望の方は気軽にお問い合わせください。
30分無料通話コンサル
YourLegalsジャパンデスクでは30分の無料コンサルをオンライン通話で行うことが可能です。日本人スタッフにより、オランダ移住の手続き、家探しの実態、そのほかお客様の気になる点など相談にのることが可能になってます。必要な方は気軽にこちらからご連絡ください。
オランダ家探しサポート
お客様の好みにあった物件を探すことが可能です。家探しのサポートが必要な方は、気軽にご相談ください。以下、これまでに行われた家探しサポートの様子を紹介しています。
YourLegalsジャパンデスクのサービス
YourLegalsジャパンデスクではオランダ移住希望者のビザ取得代行、家探しのサービスなどを幅広く行っています。現地在住の日本人スタッフ、オランダ人の移民弁護士、ビジネス弁護士による手厚いサポートがあるため安心してオランダ移住手続きをすませることを可能にしています。ご興味のある方は気軽にお問い合わせください。
